【お客様の一台】Cannondale Supersix Evo Hi-Mod 第4世代

超カッコいいバイクの納車です。

全てが進化したSupersix Evo第4世代。そのHi-Modグレードの完成車です!

カラーはSonic Blue。

鮮やかな青からグラデーションで深い黒に。フォーク先端の赤が対照的で印象を引き付けます。

トップチューブには「フォージドカーボン」を採用。

フォージドカーボンは金型に炭素繊維を詰め込み、高熱、高圧力で成型されるカーボン。通常のカーボンファイバーよりも強靭で軽量に仕上がります。また、金型にランダムに炭素繊維を詰め込むため同じ模様が存在しない美しいマーブル模様となるのも特徴です。

これはボーイング787などの航空機をはじめ、ランボルギーニなどのスーパーカーやレーシングカーにも使用されている注目の素材なんです。

第4世代のEvoはなんといっても空力性能の向上が最大のトピック。

シートチューブとシートポストは後ろから見るとペラペラに薄いです!

しかし横から見るとしっかり面積は確保されており、前から流れてきた空気を綺麗に後ろに流す形状になっています。

トップチューブも同じく後ろに長いけど、前方から見た時には極力薄く。

空力性能を高めているのはフレームはもちろんですが、アクセサリーでも向上させています。

エアロボトルとボトルケージ。これを使用する事で第4世代のEvoの空力性能は、CannondaleのエアロロードバイクSystemsixに匹敵するほどに向上します。

エアロ形状のフレームだけに目が行きがちですが、この横方向に薄くつぶされたシートチューブとBBの接合部にも注目です。

この形状がフレームの縦方向の絶妙なしなりを生み出し、乗り心地の良さに繋がっているのだと思います。

空力性能の向上と軽量化を果たしながらもEvoらしいしなやかさを感じ取れる、素晴らしいフレームです。

BBは原点回帰。

スレッドタイプのBBを採用しています。

フレームの剛性や重量面でメリットの大きかったBB30ですが、技術の進化でスレッドタイプのBBでもそれを超える性能を実現できるようになったのでしょう。

メンテナンスのしやすいBBは整備する側からしても嬉しい変更です。

これまでのライドフィールを覆す、大幅な進化を成し遂げた第4世代のSupersix Evo。

思う存分乗り倒して下さい!

最後に、実は第4世代のSupersix Evoにもフレームにケーブルポートが存在します。

という事は機械式変速にも対応...9月に入って新しい機械式12速の105も発表されました。ということは...。

この辺りの事も近々詳しくお話出来るかと思います!

お楽しみにお待ちください!