【制動力】GALFER(ガルファー)の取扱いをスタートします【アップグレード】
ディスクブレーキユーザーの方は一度は悩まされたことがあるんじゃないでしょうか。
ブレーキから聞こえるシュンシュンと擦れる音。
旧世代のブレーキキャリパーはクリアランスが狭かったのでよく擦れてしまっていました。現行世代のブレーキキャリパーでパッドクリアランスは広くなりましたが、それでも擦れる時は擦れます。
なんで、ブレーキがシュンシュン擦れるのか。
多くの原因はディスクローターの歪みによるものです。
シマノのディスクローターは一定以上のグレードからICE TECHNOROGYという技術を採用しています。
これが何かというと、ディスクローターの中心層をアルミにして、その両面をステンレスでサンドする3層構造にしているんです。
真ん中アルミにしちゃったら、そりゃ熱を持った時に歪むよね...って話です。だから、長い下りやハードなブレーキングをしたあとに擦れやすいんです。
だから、M-2では完成車でついてくるものは仕方ないとして、ディスクローターを変えたいとなったときにこれらをおススメすることはしてきませんでした。
今まではCampagnoloのディスクローターをアップグレードパーツとしてオススメしていました。カンパのローターはステンレスの1枚ものでフローティング構造にもなっており、ディスクローターとしての完成度が物凄く高いパーツでした。カンパニョーロらしい美しさも兼ね備えていました。
ブレーキのタッチも良く、もちろん歪みにくいのでシュンシュンと擦れる事もありません。
今回、新たにカンパに対抗できるディスクローターとしてGALFERの取扱いをすることになったのでご紹介させて頂きます。
GALFER Disc Wave Rotor for ROAD

GALFERのディスクローターの特徴として、まずはウエーブ構造が挙げられます。
ディスク自体が波打つような構造になっているGALFERのローターですが、この構造そのものに歪みにくさの秘密があります。
元祖ウエーブローターのBRAKINGも提唱していますが、ウエーブ構造の方が円形のディスクローターに比べると熱によって膨張しようとする力を分散できるようです。それによって歪みがでにくくなるとか。
また、素材自体の硬さも他とは一線を画しているようです。
無垢のステンレスを使用しているのはもちろんのこと、そのステンレスも炭素の配合割合を高くして硬度を高めているようです。
それによって、歪みにくく、カチッとしたブレーキタッチを実現しています。

重量的なアドバンテージもあります。
シマノのDURA-ACEグレードが160mmで114g。カンパニョーロのローターが160mmで110g。
GALFERは160mmで98gと最軽量になっています。
軽くて、歪みにくくて、ブレーキタッチも良いとなれば選ばない手はありません。

今のところ、M-2には160mmのみ入荷しております。
140mmはバックオーダーになりまだ入荷していません。またブレーキパッドも在庫しようと思っています。
というのも、通常のローターよりも硬度の高いローターなので、シマノのパッドをそのまま使うとパッドが負けてしまうのではないかと思うからです。
なので、GALFERのローターを使う際にはパッドもGALFERのものに変えて頂くのがベストかと思います。
ブレーキのアップグレードは走りの軽さには繋がりませんが、走りの満足度にはダイレクトに繋がります。ストレスの無いブレーキ程大事なものはありません。
今のブレーキに満足いっていない方は是非GALFERをご検討下さい。
ご相談お待ちしております!
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