【LAKE CX333】しなやかで軽量なカンガルー革を使用した最高級シューズ

CX333はアッパーにカンガルー革を使用した、LAKEのラインナップの中でもハイエンドに位置付けされるモデルです。

カンガルー革は革素材の中で最もしなやかで強度が高く、牛革と同等の引張強度を持ちながら薄くしなやかに作ることができます。

野球やサッカー、ラグビースパイクのハイグレードモデルに採用されているカンガルー革ですが、サイクリングシューズで現在でもカンガルー革を使い続けているのはLAKEだけ。

そんなカンガルー革を使ったCX333は素材のしなやかさに加えて、足にちょうどいい密着感を与えるアッパー構造も相まって、レーシングシューズでありながら長時間のライドでも足への過剰圧迫が起きにくいシューズになっています。

シューズを手に取った時の感覚は、さすがカンガルーレザー。革の質感の良さが見た目と触感から伝わってきます。

薄く、しなやかなカンガルーレザーですがCX333のアッパーは触った感じペラペラではなく、しっとりとした感触と厚みを感じることが出来ます。この厚みは、強度を出すために裏面に補強材を張り合わせていることからきているようです。

革だけだとビヨーンと伸びてしまうようで、裏面補強をする事でただ足を包み込むだけじゃなくスプリンターのハイパワーな引き足動作でもしっかりホールドしてくれるアッパーになっています。

足の甲を押さえるタンは、足全体を広く包むようなデザインになっています。

この広く包み込むタンと、アッパーは縫い合わされていてダイヤルの締め込みによるワイヤーの動きに連動しています。その為、ワイヤーに直接圧迫されるような線での圧迫感は無く、アッパーとタンが連動して足全体が包み込まれるような着用感を実現しています。この構造でワイヤーの締め込みすぎでの足の痛みや痺れはかなり解消されると思います。

革による「伸び」が出てほしくない箇所には「Carbitex社」のカーボンパネルを配置しています。

土踏まずの部分は伸びが出てしまうと、シューズのフィッティングはもちろん機能も損なわれてしまいます。伸びの出ないカーボンパネルを配置することでシューズの寿命を大きく伸ばすことが期待できます。

それだけじゃなく、ダイヤルを締めこむことで適度に足のアーチを持ち上げる役目もしているので、踏み込んだ時に内側に倒れようとする足をしっかりと支えてくれます。結果的にパワー伝達にも優れる構造になっています。

踵は熱成型可能なカーボンを採用しています。

熱成型する前提ではありませんが、することでさらにフィット感を高めることも可能です。

M-2での熱成型は準備中ですので、もうしばらくお待ちください。

装備されるBOAダイヤルは最新ダイヤルのLi2。

BOAダイヤルの中で最もロープロファイルなデザインになっていて、落車時の破損リスクが低くなっています。

ワンクリックあたりの調整精度も高く、最近のハイエンドシューズには必ず装備されているダイヤルです。

通常、樹脂製のLi2ダイヤルが装備されるところですが、CX333の国内限定カラーであるホワイト / ゴールドにはアルミ削り出しのLi2ダイヤルが装備されています。

削り出しの質感がまた高級感を高めています。

今回、CX333をご注文頂きましたお客様の試着分として複数サイズ店頭に到着しています。

サイズによってご希望のカラーが欠けていたようで、カラー違いで到着していますが他のカラーも魅力的です。

こちらは国内限定カラーのオールホワイト。

LAKEロゴがさりげなく入っています。

こちらも国内限定カラーのカメレオンブルー。

見る角度、光の当たり具合によって色が変化する特徴的なカラーです。

今週末にご注文頂いたお客様が試着されるまでは店頭に置いてありますので、興味のある方は是非お声がけ下さい。

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Kenta Matsuda
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