【TREK】Madone Gen8 に汎用ステムを使うには

軽量エアロロードとしてモデルチェンジしたMadone Gen8。

軽快で快適な乗り味を犠牲にせずに、極限までエアロ性能を高めたオールラウンドなロードバイクです。

M-2でも試乗車としてMadone SL6をご用意しておりますが、試乗された方からは高い評価を頂いています。

私自身も実際に乗った感覚としては、快適な乗り心地と初速から高速域までのスムーズな加速。そして一度高速域まで乗せてしまえば軽く足を回すだけで維持できる巡航性能。非の打ちどころの無い走行性能に惚れ惚れしています。

そんなMadone Gen8 に汎用ステムを取り付けてみたのでご紹介です。

Madone Gen8 に使用できるステムは、

  • BONTRAGER RCS PRO ステム
  • TREK Aero RSL 一体型ハンドルバー
  • 汎用ステム

この3種類になります。

標準でついてくるのはSLグレードならBONTRAGER RCS PRO。SLRグレードならTREK Aero RSLとなっています。

この、専用のステムもしくは一体型ハンドルでコクピット周りを固めるのは他のブランドのロードバイクでもよくある構成ですが、Madone Gen8 はヘッドカバーを変えて一般的な規格のステムを取り付けることも出来ます。

使うパーツはこちら。Trek Standard Stem Bearing Top Coverというパーツです。

別売りパーツとなっているのでご注意下さい。

このパーツを使う事で、好みのステムを使うことができます。

ZIPPのSL SPEEDステムを持っていたので取り付けてみました。

思ったより見た目に違和感が無く、なかなか良い組み合わせなんじゃないかと思います。試乗車なのでフォークコラムは残してあります。カットすればもっとカッコいいですね。

標準のRCS PROステムはケーブルのセミ内装に対応しているので、見た目は非常にスッキリ取り付けれるんですがステム自体の重量は重いです。

ここを軽くするにはAero RSL一体型ハンドルバーを導入するか、軽量な汎用ステムを使うかの2択になります。

ポジションが定まっている方ならAero RSL一体型ハンドルバーをおススメしますが、ポジションに迷っている方には汎用ステムでの軽量化をおススメします。

汎用ステムを使った場合、ケーブルはこのくらい露出します。

個人的にはほとんど気にならないレベル。それよりも好みのステムを使える事のメリットの方が大きいです。

ちなみに使用しているハンドルバーはこちらです。

Bontrager Aero Pro Roadハンドルバー。

Madone Gen8 と同時にひっそりとデビューしているカーボンハンドルで、形状はAero RSL一体型ハンドルバーのハンドル部分を意識したものになっています。

このハンドルバー、見ての通りクランプ部分が広いのですが、これはクリップオン エアロバーいわゆるDHバーを取り付けるためのスペースです。

カーボンハンドルでエアロバー取付可能なものは実は結構珍しくて、大概のものは強度的にNGになっています。

トライアスロンやタイムトライアルにロードバイクをお使いの方にとって良い選択肢になるんじゃないでしょうか。

お値段は34,900円(税込)です。

というわけで、Madone Gen8 への汎用ステム取付をご紹介させて頂きました!

Madone Gen8 のカスタムとして、こういった方法もあるのでご参考にして頂ければ幸いです!