価格高騰のイマ、押さえておくべきパワーメーター

突然ですが、Magene(マージーン)というメーカー覚えていますか?

以前に車両検知のレーダー付きのリアライトをご紹介させて頂きました。まだ記憶に新しい方も多いかと思いますが、そのリアレーダーライトのメーカーです。

車両接近を検知するレーダーライトに低価格モデルが登場

後方からの車両接近を検知するレーダー。 安全に走るうえで便利この上ないアイテムですが、これまではGARMIN製品のみでした。 新たに登場したMageneのレーダーライトはGAR…

実はMageneの国内展開はこのリアレーダーライトよりも先に、パワーメーターから始まっています。

本日は、そのパワーメーターのご紹介です。

Magene P325 CS

Magene P325 CS

このパワーメーターに"今"注目する理由としては、まず1つ目に価格でしょうか。

ありとあらゆるものが値上げする昨今ですが、P325 CSも発売当初の価格から値上げとなっております。これは原材料、輸送費、為替など様々な要素で値上げせざるを得ない状況なので仕方ありません。

しかし、価格改定で値段が上がったにも関わらず64,350円(税込)という価格は非常に魅力的です。

驚くのは、この価格で両側計測のパワーメーターだということです。

ドライブサイドのパワーメーター
反ドライブサイドのパワーメーター

両側計測のパワーメーターはこれまで競合他社で倍以上の価格でしたから、P325 CSの価格は単純に驚きです。

両側計測できるメリットとしては、より高精度なパワー計測が可能なことと、ペダリングの左右バランスやペダリング効率など両側計測にしか計測出来ないデータを可視化出来る事。

P325 CSは計測制度も±1.5%と、高い精度でのパワー計測が可能です。

注目する理由の2つ目は、国内展開の代理店がGROWTACという点です。

GROWTACは自社オリジナルのローラー台や、EQUALというオリジナルブランドの機械式ディスクキャリパーなど独創的で機能的な商品を世に送り出しています。

これまで世の中に無かった新しいものを作るのがGROWTACという会社です。

そんなGROWTACが注目して国内展開しているからこそ、間違いないものだろうという安心感があります。

P325 CSの国内展開にあたっては、『全てのサイクリストにパワーメーターを届けたい』という想いで取り扱いを始めたそうです。

削りだしのチェーンリングがカッコいい

P325 CSは安いだけではなく、重量もそこそこで見た目もカッコいい。

重量はクランク長170mmの52/36で実測780gでした。比較としてSHIMANO DURA-ACE FC-R9200Pの重量が同じ条件でカタログ値752g。

約30gの差です。超軽量とまではいかなくとも、そこそこ軽量なクランク型パワーメーターと言えると思います。

チェーンリングはアウターとインナーが一体の削り出し。

マウント方式はボルトオンでのダイレクトマウントとなっています。

チェーンリングの歯数展開は50/34、52/36、53/39という一般的な3種類。クランク長は165、167.5、170、172.5、175の5種類。

クランク長に関してはかなり細かく選択可能です。

交換用チェーンリングは10,340円(税込)で、削り出しの割にはリーズナブル。こちらはGROWTACがしっかり在庫してくれています。

パワーメーターでライドにさらに楽しみを

パワーメーターを導入することで、自分がどのくらいの力で漕ぎ続けることができるのかを見える化することが出来ます。

ロングライドでのペースマネジメントが正確になることで、ライドに余裕が生まれこれまで以上に楽しめるはずです。

トレーニングを重視するシリアスライダーにもパワーメーターはもちろんオススメです。

パワーが見えるようになることで、トレーニング領域を正確に区分し、ピンポイントで無駄の無いトレーニングが可能になります。

トレーニングの成果もパワーの増大で目に見えて分かるので、やればやるほど楽しくなっていきます。

自分自身のパワーを知ることでスポーツとしてのロードバイクがもっともっと楽しくなっていきます。

パワーメーターが気になる方は、是非MageneのP325 CSにご注目下さい!