8LIEN L5W 新デカールのマットリム仕様

9月以降の発注分からデカールデザインが新しくなった8LIENのLWシリーズですが、デカールのリニューアルと同時にデフォルトのリム仕様も変更になっています。

旧デカールではマット仕様のリムがデフォルトで、アップチャージ無しのオプションでグロス仕様のリムを選択できました。基本的にメーカーが在庫しているのはマット仕様のリムでしたので、グロス仕様での注文の場合は新たにリムの生産からスタートする為、プラス1週間の納期を頂いていました。

それでも、当店にてご注文を頂くほとんどがグロス仕様でのご注文でした。

全体の割合としてもグロス仕様の発注が多かったのかもしれません。デカールデザインが新しくなってからはグロス仕様のリムがデフォルトの仕様になりました。

この仕様になってから、先日久しぶりにマット仕様のリムでご注文を頂きましたのでご紹介させて頂きます。

マット仕様といってもザラザラのマット感は無く、若干艶のある見た目です。

これはENVEなどの高級ブランドでも採用されるペイントレス製法の特徴です。8LIENホイールもペイントレス製法で造られているため、余分な塗装が無いぶん軽量なリムに仕上がっています。また、金型から出した状態で完成されているため個体によるバラツキも無く精度の高いリムを量産することが出来ています。

そして、塗装が無いぶんリムそれぞれに独特の風合いが生まれます。

8LIENのマット仕様のリムは普通のマット仕様よりも深みのあるマットリムに仕上がっています。

もちろんグロス仕様にしても製法は全く同じで、最後にバフ掛けをするかしないかの違いなので、グロスのリムにも1本1本深い味わいがあります。

ただ、デカールデザインが変わってからはグロス仕様がデフォルトになったので、マット仕様を発注する場合は生産からになります。

なので納期はプラス1週間掛かります。生産からスタートしても約2週間で店頭に到着します。

最後に、あまり触れられていない8LIENのハブについて軽くご紹介です。

8LIENのハブですが、スポークを“通し”で組むタイプのハブです。“通し”じゃない場合は“引っかけ”で組むタイプのハブもあるんですが、引っかけで組むタイプに不安を感じている方もいらっしゃると思います。

その点は安心して頂けます。それに加えて、スポークヘッドの保持部分はT型になっています。T型にすることでスポークが自然に回ってしまうのを防げるのですが、今は色んなメーカーが採用している方式です。8LIENは初期からこの仕様で組まれています。

似たり寄ったりなハブと思いがちですが、各メーカーでちょっとした違いがあります。

というわけで、マット仕様がお好みの方はマット仕様でのご注文も承れますのでお気軽にお申し付け下さい!

ショップページにはマット仕様の選択が無いので直接メールにてお問い合わせ頂けますと幸いです。

ご相談お待ちしております。

8LIEN LWシリーズ L3W / L5W / L6W / F50:R60

8LIEN(エイリアン)は中国、厦門の新興ブランドです。 厦門発の新興ブランドは数多く存在しますが、その中でも8LIENは間違いないブランドのひとつだと思います。 LWシリ…

投稿者プロフィール

Kenta Matsuda
Kenta Matsuda