【お客様の一台】ULTEGRA R8150 12速Di2に換装しました!
憧れの電動シフト、SHIMANO Di2の載せ替え作業をさせて頂きました。
R8150。
油圧ディスクブレーキの12速電動変速コンポーネントです。
12速のDi2がデビューして以来、載せ替えのご相談を頂くのはやはりこのグレードが中心です。105のDi2が発売されてもなんだかんだULTEGRAでご検討される方の方が多い印象です。
しかし、残念ながらR8100シリーズも5月のシマノ製品値上げの対象となっております。
値上げ前の載せ替えをご検討の方はお早目にご相談下さい。

ベースの車体はPINARELLO PARISの105仕様。
機械式の105からの換装です。

リアディレイラーはシンプルに1種類。
SSやGSといった区別が無くなり、1種類で11-30Tと11-34Tに対応します。実質、これまでのGS1種類に絞られた感じです。
12速になったことで、これまで11-28Tで気持ち良く使えていた部分を11-30Tでも使えるようになったことでディレイラーの種類を1種類に絞れたのかなと思っています。(ちょっと分かりにくいかもしれませんが直接尋ねて頂ければもう少し分かりやすくお話できます)

で、11-34Tもこれまで11速で使えていたギア比なんですが、11速だと変速ギャップの大きい所が出来てしまっていました。12速の11-34Tは11速の11-30Tのギア構成に34Tを追加したようなギア構成なので、これまで11-30Tを不満無く使っていてもう一枚軽いギアがあれば...と思っていた方にはドンピシャのギアです。
変速スピードがとんでもなく上がったことが取り沙汰されがちな12速Di2ですが、スプロケットのギア構成も大きく使い勝手が向上しています。

フロントディレイラーはめちゃくちゃコンパクトになって、変速スピードが格段に速くなっています。
フロントディレイラーがコンパクトになると、バイクが受ける空気抵抗にも影響します。大きいよりも小さいほうが抵抗は少なくなります。
肝心の変速スピードと精度は、とんでもなく速くて正確です。
旧Di2の半分の時間で変速完了します。旧デュラよりも圧倒的に速く正確です。

レバーも握りやすく進化しています。
人間工学的にも優れ、自然に握りやすいようにレバーの頭が緩やかに内側にオフセットしています。
頭部分を握りこむようにエアロポジションを取る人にとっては良い改良ポイントです。
Di2にすることで、どんな時でもボタン操作ひとつで正確に素早く変速が完了します。
これはライド中の変速頻度を確実に増やします。ちょっとした勾配変化や風の変化ですぐに変速出来るので、結果的に無理なギアを踏む時間が減ります。
無理なギアを踏む時間を減らすという事は、楽に長い時間ライドする為にはとても大事な事です。
一度使うと戻れないほど楽なDi2。是非、導入のご相談お待ちしております!
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