FORMOSAカーボンリムを使った手組みホイール

主にMTB系のパーツやフレームを取り扱う輸入代理店「Yuris」さんの商品の取り扱いをスタートしました。

取り扱い商品はWEBサイトをご覧下さい。

今回、Yurisブランドの中から「FORMOSA」のカーボンリムとハブ。「Pillar Racing Spoke」のスポークとニップルを使用してホイールを組んでみました。

FORMOSA C4022

使用したリムはFORMOSAのC4022カーボンリムです。

40はリムハイトを表しており、40mmハイトのカーボンリム。22はリム内幅を表しており、22mmの内幅となっております。

リム重量は40mmハイトで400g前後となっており、22mm内幅のワイドリムとしては軽量。

スポークホールをオフセットさせる事で、左右のスポークテンションの差を是正しています。

ディスクブレーキのホイールの場合、フロントはディスクローター側。リアはフリーボディ側のスポークテンションが高くなってしまいますが、スポークホールがオフセットされているとテンションの差を小さくする事が出来ます。実際に組み上げてみても、左右のテンション差の少ないバランスの良いホイールに組み上がりました。

ハブはFORMOSAのロードディスク用のハブを使用。

フリーボディのノッチ数は36ノッチと、多すぎず少なすぎず。あまりノッチが多すぎても足を止めた時の抵抗になるのでこのくらいでちょうど良いと思います。

ハブベアリングはENDUROのABEC5グレードのモノを使用。耐久性と回転性能に長けた高級グレードです。

スポークは「Pillar Racing Spoke」のPSR15。ニップルは同社のアルミニップルMV15を使用しました。

PillerのスポークはJベンドの首元がワンサイズ太くなっているので、スポークの破断に強い構造です。

アルミニップルのMV15も精度が良いのか、スポークテンションを上げて行っても回しやすく舐める感じが一切ありませんでした。かなり信頼性の高いスポークとニップルだと思います。

今回選んだパーツそれぞれがしっかりした造りのものだった為か、非常に組みやすいホイールでした。リムの剛性もしっかりしている為、スポークテンション上げて追い込んでいっても変に振れる事も無く、バシッと決まってくれます。

組上がり重量

気になるペア重量ですが、

フロントが725g。

リアが830g。

前後で1,555gでした。

中々良い重量に仕上がったと思います。

今回組み上げた仕様で、工賃込みで154,000円(税込)となります。

40mmハイトのワイドリムで1500g台のカーボンホイールとしては、かなり競争力の高い価格かなと思います。

ちなみに、現在SALE期間中となっております。

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ハブやリムの組み合わせなど、手組みならではの楽しみがあります。

お好みの仕様でのホイール組も承りますので、是非ご相談下さい!